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2024.10.18【学校訪問】「らしさ」を踏まえて前進をしてほしい古河三高

入試・進路関連情報

昨日(10/17)、茨城県古河市にある古河第三高等学校の塾対象説明会へ行ってきました。

今でこそ、埼玉県の公立高校が塾対象説明会を行うのは当たり前になってきていますが、実は古河三高は10年ぐらい前から塾対象説明会を行っている先駆的な存在。埼玉県の公立高校よりも早い段階で塾対象説明会を実施している学校でした。

その当時は公立高校の塾対象説明会は古河三高しかなかったので、「公立高校ってどんな感じなんだろう? どんな説明が聞けるんだろう?」と、ワクワクしながら訪れたことを記憶しています。

学習指導に対しては、当時の埼玉県の公立高校よりも厳しく指導をされている、そんな印象でした。

その結果、国公立大学の合格者が多く、国公立大学へ進むのであれば、埼玉の公立高校よりも有利な面もあるのではないか、そう思ったのを今でも強く記憶しています。

補習体制や海外研修や進路実現に向けた取り組みは、以前からしっかりと行われており、国公立大学への進学者希望者の学力の基盤となっているのは今でも変わらないように思います。

現在もそういった学習に向けた取り組みは健在ですが、古河中等教育学校が開校したことや、古河周辺の中学生が一定数埼玉県への進学を希望するなどのことから、入学者の減少が続いているようです。

埼玉県の公立高校がInstagramなどで活発に情報発信を始めた現在、地元の古河やその周辺でどれだけ希望者を確保できるのか、それが古河三高の課題のようです。

10年前から古河三高を見てきて、古河三高には「古河三高らしさ」がある学校だと思います。これをどう発信していくのか、そう伝えていくのか、それを踏まえて前進をしていってほしいなあと感じました。