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2025.06.03「内申と当日点、どちらも大切。」― 公立高校入試の基準とこれからの学び

教室風景

先日、公立高校の選抜基準が発表されました。
今年は調査書(内申書)の記載方法に一部変更が加わる年でもあります。こうした制度の変化も踏まえながら、当塾では現在、生徒一人ひとりの志望校に応じた進路指導を行っています。

あらためて確認しておきたいのは、公立高校入試では「内申点」と「入試当日の得点」の両方が重要であるということ。高校ごとに重視される比率(ウェイト)は異なりますが、どちらか片方だけを頑張ればよい、というものではありません。今後の入試本番に向けた対策とあわせて、「今この瞬間の努力」が結果につながることを、私たちは伝え続けています。

だからこそ、中間テストや日々の授業に真剣に取り組むことが、受験においても、そしてその先の高校生活においても、大きな意味を持ちます。

また、生徒たちには「一次選抜」と「二次選抜」の違いについても説明をしています。各高校がどのような生徒を求めているのか、その姿勢は選抜方法の中にも表れています。受験に合格することはもちろん大切ですが、それ以上に「どんな高校生活を送りたいのか」「その学校でどんな自分になりたいのか」を意識することが、進路選択に深みを与えてくれるはずです。

志望校合格はゴールではなく、新たなスタート。
その第一歩を、今の学びの中から確かなものにしていきましょう。