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2020.09.11付属校の強みに触れる ~國學院栃木高校 説明会参加記
入試・進路関連情報
先日、國學院栃木高校の説明会に行ってきました。
昨年はお隣の佐野日大高校と並んで、
当塾からの受験者が多かった高校です。
その理由の一つが付属高校としての強みです。
↑昨年実施した当塾塾生を対象にした見学会の写真より
付属高校といっても、いろんなタイプがあります。
いわゆるエスカレーター式と呼ばれるような、
入学と同時にほぼ自動的にで大学まで進学できる、
そんな付属校もあります。
國學院栃木高校から國學院大學に進学する場合、
一定の要件を満たすことが必要なようですので、
いわゆるエスカレーター式ではないとは思いますが、
それでも外部の高校から國學院大學を受験するよりは、
はるかに入学しやすい、それが現実だと思います。
國學院大學は都内の大学なので、
いわゆる「大学の定員厳格化」の影響を受け、合格者を絞り込んできています。
その影響でレベルもアップしているようで、大学受験の模試の判定でも、
偏差値的には3~5ぐらい、以前よりも難しくなってきています。
そのようなこともあり、
外部から特に都内の私立大学への進学は厳しい状況ではありますが、
そんな時に生きてくるのが、付属校の強みだといえると思います。
↑太平山の麓にあり、自然環境は抜群に良いところです
(昨年の見学会の写真)
埼玉県内の私立高校には、付属の高校が少ないので、
付属校のメリットについて聞くことが少ないかと思います。
当地区は埼玉の北東の端にある関係で、栃木県にも進学できることから、
栃木県の付属高校へ進学した生徒さんからの話を聞くことが多くあります。
その話を聞いていると、全員ではないものの、外から入学するよりも、
そのメリットは大きいと私には感じられます。
卒業した生徒さんの中にも、國學院栃木高校から國學院大學へ進学した生徒さんがたくさんいます。
中には、中学の時の成績から考えみれば、大学への進学は難しいのでは、という生徒さんが、
國學院大學へ進学をしていった例もありました。
そういった付属校のメリットを持ちながらも、
上位のコースでは、他大進学に向けた取り組みも盛んにおこなわれています。
東大や京大を目指す生徒たちの特別講習などもありますが、
職員室前の廊下に机といすを置き、いつでも先生に質問できる環境を作っているのも
進学校としての顔の一面があらわれた部分ではないかなと思います。
↑廊下には、いつでも質問ができるように、机といすが並んでいます
(昨年の見学会の写真)
このように、付属校としてのメリットも生かしつつ、
伸びたい人をさらに伸ばし、他の大学への進学させていく進学校としての一面も、
國學院栃木高校は持っているのではないかなと思います。
付属校としての顔と進学校としての顔。
その両方を持ち合わせているのが、國學院栃木高校だと思います。