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2020.11.27安心のひとこと

入試・進路関連情報
11月26日、NPO埼玉教育ネット主催の潤徳女子高校説明会に行ってきました。
この日はJR久喜駅で変電所火災があった日。
電車も遅延気味で、時間に間に合うか心配しながら北千住へ。
その北千住駅で見たものは「急行・北越谷行き」という何ともレアな行き先表示。
電車を何とか動かそうとしている鉄道会社の皆さんの苦労を垣間見ながら、
目的地の潤徳女子高校へ向かいました。




何とか説明会には間に合い、各先生の説明を聞いたそのあと、潤徳女子高校のN先生とお話をしました。
先生は、当塾から進学した生徒さんの今の様子について、私にお話をしてくださいました。

南栗橋の地から東京まで通うことになったその生徒さん。
当地からでは、都内まで通う生徒さんはほとんどいないため、
送り出した私も、学校に馴染めるだろうか、友達はできるだろうか、
そんなことをちょっと心配したものでした。

でも、そんな心配は無用のようでしたね。
N先生からのお話を聞く限りでは、元気に頑張っているとのことでした。
最初はやはり、一緒に進学した友達がいたわけではなかったので、
なかなか馴染めていないような様子も見られたそうですが、
今は元気に学校生活を送っているとのことでした。



私のほうからは、中学校時代のお話、
特に受験を控えたあたりから、よく勉強を頑張っていたこと、
教えていた時の感覚などをN先生にお話をしておきました。
こうやって、塾と高校の間で連携とまではいかなくても、
近況を聞くことができたり、以前の様子を伝えたりできることは、
送り出す側から見ると、とても安心することができます。

塾の先生ですから、学校の先生のそれとは重みが違いますが、
でもやはり大切な教え子であることに変わりはありません。
教え子たちがどんな高校生活を送っているのか、
このような形で聞くことができて、本当に安心をしました。

今年の進路選びは「安心感がキーワード」という記事を以前にも書きましたが、
「安心できる」というのは、このコロナ渦では1つのキーワードになると思います。
こうした形で卒業生の近況を聞けるのは、それがたとえ一言であっても、
送り出した側からすれば、大きな安心感になるものです。



ただ、今度は安心ばかりを追い求めてしまい、
チャレンジだったり冒険心だったりを失ってしまってもいけないと思います。
今しかできないことを安心の名のもとに放棄してしまっては、成長も止まってしまいます。
チャレンジしてダメだったら、安心できる場所がある。
それが今の時代の理想なのかもしれません。