先日の理社国の授業では、学習指導の一環として「先輩のノートに学ぶ」という特別授業を行いました。
これまで当塾を卒業していった約300名の先輩たちの中から、特に学習面で努力を重ねてきた生徒さんたちが残していってくれたノートから厳選し、今年受験生となった生徒の皆さんに実際に見てもらいました。

先輩方のノートには、理解を深める工夫や整理の仕方、気づきを書き留める姿勢など、学びのヒントがたくさん詰まっています。
生徒の皆さんには、「自分に今、何が足りていないか」を意識しながらノートを見て、それを自分なりにメモしてもらいました。中には、1ページ以上にわたって気づきを書き出した生徒もいます。

もちろん、一度にすべてを実践するのは難しいかもしれません。
でも、今日からその中の一つでも意識して取り組んでいってほしいと思います。

受験本番では、最終的に「ひとり」で試験に臨まなければなりません。
しかし、その日が来るまでの間、皆さんのまわりには頼れる存在がたくさんいます。先輩たちのノート、学びを共有できる仲間、質問できる先生たち。
今回の取り組みを通して、「学びは一人で完結するものではなく、支え合い、高め合うものだ」ということを感じてもらえたら嬉しいです。

 

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