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2020.12.05受かるか、落ちるか
トピックス
先日、数学検定の試験結果が返ってきました。
今回は受験者全員合格!!
皆さん、よく頑張りましたね。
おめでとうございます!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f1/1cfa8c3cb5e0e9b06cb19ea4886140f3.jpg)
ところで、学習において「受かるか、落ちるか」という経験は、
大切なものだと、私は思っています。
究極の「受かるか、落ちるか」は入試ですが、
その前に、検定試験などで「受かるか、落ちるか」という経験をしておくことで、
入試に向けても、その経験が生きてくると思います。
定期テストは、点数の上下や順位の上下はありますが、
それによって何かが得られたり得られなかったりというものではありません。
それに比べると、検定試験は“合格”が得られたり、得られなかったりと、
定期試験とはまた別の経験をすることができると思います。
生徒さんに検定試験などを進めると、時々「自信がないから…」といわれることがありますが、
だからこそ早めにチャレンジをしたほうがいいと私は思っています。
自信がないからと先延ばしして追い詰められての受験では、
焦りなどから、本来の力を発揮できない可能性もあります。
しかし、まだ自信がないものの、早めにスタートしておけば、
たとえ失敗しても、問題の傾向やレベルを知ることもできます。
それに一番大きいのは、この後もまだ受験機会があるという安心感があることです。
もちろん検定試験に臨むわけですから、しっかりとした学習をして臨むべきですが、
まだこの後もチャレンジできるという安心感ほど大きいものはないと思います。
検定試験などは、その資格を取ること自体が勉強にもなるほか、
調査書などでも加点項目となり、入試でも有利に働きます。
しかし、それ以上に「受かるか、落ちるか」という試験に挑むことの経験、
これが大きいように思います。
それによって「受かるための勉強とは何か」を考えることもできると思います。
「受かるか、落ちるか」というシビアな経験。
それがいきなり入試だと、気持ちを作っていくのが大変なような気がします。
たとえ失敗しても、「チャレンジをした」という経験がその人を強くしていく、私はそう思います。
受かるかどうかという目先のプライドではなく、
チャレンジした自分にプライドを持つこと、
それに真の価値があるように思います。
3学期の検定試験の受付が始まりました。
皆さんもぜひチャレンジをしてみていくださいね!