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2020.11.21キーワードは3つの安心感

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以前の記事で、公立高校の希望者が減少しているというお話をしました。
今回はその続きです。

今回はコロナ渦という、特殊な状況下での志望校選びなので、通常の時と志望校を選ぶ基準は違ってきていると思います。
しかし、そんな時にどういった高校が志望されるかで、次代の高校に求められるものが見えてくるようにも思います。

今年のコロナ禍で一番の注目だったのは、オンライン授業ができたかどうかだと思います。
当塾は4月上旬からYouTubeによる授業配信、4月22日からはZOOMによるオンライン授業を実施しました。そういったときに周囲から聞こえてきたのは、学校でのオンライン授業が十分でないというお話でした。

これは中学校のみならず高校についても同じだったと思います。
ZOOMやgooglemeetを使ってオンライン授業をできた高校とそうでない高校では、その評価が大きく分かれてしまったように思います。

オンライン授業の良し悪しは別として、
「この高校に通っていればいざという時もオンラインで授業をしてもらえる」
という“安心感”が、今回の志望校選定での一つのキーワードになっていると思います。



これは合格について見通しがきくかどうかという場面でも、同じだと思います。
埼玉県から受験する場合は、各高校と個別相談が必要ですが、
私立高校の場合は、そこである程度の見通しが立つというのが"安心感"につながっていると思います。

このような先が見通せない状況下ですから、安心できる要素を1つでも増やしておきたいという気持ちがあるように思います。

加えて、今年は模擬試験も十分に実施ができず、チャレンジの機会が減ったことや、
個別相談そのものも、ここにきて解消はされてきましたが、8月・9月ごろは予約が取りずらかったことから、
「ある程度の見通しが立った高校で決めてしまおう」という流れがあったようにも思います。



さらにここにきて、第3波と呼ばれる感染者の増加があると思います。
いまのところ入試が中止されるということはなさそうですが、
もし入試がまともにできなかったら、という気持ちが、ここにきて皆さんにないわけではないと思います。

また、当日の試験が重視される公立高校入試において、
万一自分が感染していて受験ができなかったら、
入試そのものが中止になったら、
そんなことを考えると、
ある程度見通しがきき、入試の回数も複数回設定されている私立高校のほうに”安心感”を覚えるのではないかなと思います。

もちろん、公立高校も追試験が設定されています。
ただ、本試験との間が短いので、コロナで療養となると、受験できるかやや不安な側面があります。
それに対して、私立高校の入試のように、試験が離れて設定されていほうが万一コロナで療養となっても受験できる可能性は高いとみられるのではないかなと思いますし、実際、そのような説明をされている高校もあります。

このようにみてくると、今年の入試は“安心感”がキーワードになっているように感じます。
公立高校の希望者が減ったのは、この安心感に対する返答がもしかしたら十分でないからなのかもしれません。
今年は、そう言った不安に対して“安心感”を持ってもらうことができるかどうか、そこが鍵のような気がします。