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2020.12.11本当に深刻なのは中1かも

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12月に入り今年もあと1カ月を切りましたが、今年は本当にコロナに翻弄された1年でした。
その中でも4月・5月の一斉休校は、いろいろなところで影を落としたと思います。
“教える”という現場にいると、その影響を肌で感じることが多々あります。
その中でも一番深刻なのは、実は中1なのかもしれないと思っています。

もちろん、直接的に一番影響が大きいのは中3なのですが、
その陰に隠れて、潜在化しているのが中1の皆さんへの影響です。

中1の4月・5月は、いろんな意味で“中学生”になるための通過点なのですが、
それが根こそぎなくなってしまったことで、“中学生になり切れていない”と感じることがあります。



学習面でいえば中1の1学期は、中学生になるための学習が目白押しの期間です。
数学でいえば正負の数や文字式、英語でいえばアルファベットや文の構造など、
これからの中学での勉強を大きく左右する内容が詰め込まれています。

学校再開後にもちろんこういったことは学習をしたはずですが、
「年度内に終わらせないといけない」というプレッシャーから、学校の授業も早く進みがちな今年、
例年のようにじっくりと学べたのかといわれると、疑問が残るところでもあります。

その他にも、部活の大会や学校行事が削られたことで、
中学生としての自覚がなかなか育っていないという話も耳にします。

もちろん塾でも学習面を中心にフォローは行っていますが、
生活面などを中心に学校という場でしかできないこともあり、
それらが削られてしまった中1生は、ある意味、一番深刻な状況なのかなとも思います。

こうしてみてみると、学校という場の大切さもわかってくるように思います。
学習はオンラインで学ぶこともできますが、
生活面は学校というみんなで集まる場所があるからこそ、
その自覚と成長が促されるということもあるように思います。

今年のコロナ禍の影響については、3年生が一番影響を受けているのは事実ですが、
中1をはじめ、他学年についても目を向けていく、
子供たち全体への影響を見極めていくこともまた必要かなと思います。